vRealize Operations Managerを導入した話
vSphere 5.5から6.0にアップグレードをしたんですが、 ついでにvRealize Operations Manager(旧:vCOM)を導入しました。
導入する理由
vCenterでアラートメールを飛ばしたいんですけど、
vCenterはメール送信時の認証に対応していないという仕様があります。
私が使っているメールサーバーは認証必須なので、vCenterではメールアラートが飛ばせない。困る。
なんと、vCOMだとその辺も対応してるんですね。これはvCOM入れなければ!!!(vmware狙ってやってるでしょコレ)
導入方法
.ovaファイルが公開されているので、myVMwareからダウンロードします。 中身はvAppでVMが2台(分析用、UI用)で、このvAppをvCenterからデプロイします。
クラスタ組んでる環境にデプロイしようとするとDRSを有効にしていないとダメって怒られるんですけど、 ライセンス上DRS使えないEssentialsやStandaloneでもデプロイできます。下記参照。
- vAppをデプロイするホストを1台選んでメンテナンスモードにし、クラスタから除外する
- メンテナンスモードをそのホストにデプロイする。(vAppとしては展開されない)このときVM2台に対して静的IPを付与する
- VM2台を起動する
- ホストをクラスタに戻す
vCenterがAD連携していたのですが、ログインもADアカウントでいけました。
注意
このVM2台でけっこうリソース食うんですね。↓にもありますが、HDDも2台で約350GBくらい。 リソース分析も必要だとは思うんですが、正直ここまでのHWサイジングしてなかったので苦しい。。。
VMware KB: vRealize Operations Manager 6.0 Sizing Guidelines