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あしあと

妻が亡くなってから色々やったこと

こんなエントリ書くのもどうかなと思ったけど、何したのかは残しておこうと思う。

妻が亡くなってすぐ

妻と自宅へ帰る:病院で亡くなって、お医者さんから説明を家族で聞いた。死亡届を書いた。会社へ連絡。葬儀屋さんへ連絡して、妻を乗せて自宅へ帰った。通夜・葬儀の段取りを葬儀屋さんと調整した。

通夜・葬儀の準備:翌日、納棺師さんが来て、エンゼルケアできれいに整えてくれた。妻のご友人に訃報の連絡をする。新聞のお悔やみ欄に載せるため、新聞社から連絡が来るので対応する。お寺さんに連絡して生前の話をして、戒名のお願いをした。礼服の用意をした。奥さんの写真や作品、衣服を集めてきた。遺影の写真を選び、葬儀屋さんへ送る。著作権の関係があって、背景に写ったキャラなどは消さないといけないらしい。遺影の背景が無いのはそういう意味もあるらしい。その後、葬儀屋さんが市役所で手続きしてくれて、火葬許可証を持ってきてくれた。お寺さんへのお礼などで現金が必要になるので、お金を下ろす。葬儀屋さんが忌中の札を作っていたので、玄関先に張り出した。夕方からご友人・ご近所さんがご挨拶にみえた。弔辞の依頼。逐次会社へ連絡。

通夜・葬儀

通夜:妻と一緒に通夜会場に行った。お寺さんが白木の位牌に戒名を書いてくださった。七本塔婆も用意いただいた。通夜の対応。ご友人と一緒に思い出話をした。葬儀会場でのレイアウトなどを葬儀屋さんと相談。友人に頼んでサークルスペースを作ってもらうように依頼した。夜は、通夜に来てくれた方の芳名帳の整理。葬儀会場に飾る思い出写真を選ぶ。iPadで妻の写真のスライドショーを作った。お線香を絶やさないようにするのだけど、今は10時間もつ線香(うずまき形の)があるので、少し眠った。

火葬:翌朝、朝食を少し頂いて、納棺の儀を行う。思い出の品や、前日お友達が折ってくれた折り鶴や、お花を入れてきれいにしてくれた。納棺の最後に妻とのお別れをした。頬や額は冷たいが、柔らかさは生きている頃と同じだ。棺の蓋をしてしまうと、もう触ることができない。肉体との別れは辛い。バスで火葬場に向かう。火葬は事務的に進む。火葬が済むまで1時間程度かかるらしく、その間に昼食をとった。和尚さんからこれからの話などを伺う。火葬が終わったら骨壷にお骨を入れる。家族との立会の前に、お骨や納棺時に入れたアクセサリーの金属などは分けられてあった。お骨はまだ熱い。家族で順にお骨を骨壷に入れていった。位牌に魂が入っているとのことで、私は位牌を持って、母が骨壷を持って火葬場から葬儀場へ移動した。

葬儀:葬儀会場に着いて、骨壷と位牌を祭壇に収めた。親戚や友人が来ているので、挨拶した。会社からの受付等のご支援も頂いた。葬儀が始まると葬儀担当の方が付いてくださって、逐次立ち振舞の指示をいただいた。想像以上の方に来ていただいて、皆さんと悲しみを共有した。葬儀と初七日の法要をそれぞれ行った。終わったところでお斎についた。気持ちはだいぶ整理できていた。喪主の挨拶をして、料理を食べながら思い出話などをした。子どもたちも同じくらいの子がいて遊んでもらって助かった。一日晴れていたのだが、夕方になると夕立雷だった。天気の移り変わり一つとっても、なんだか意味があるような気がしてしまう。 帰宅して、先に家族に作ってもらっていた祭壇に位牌、お骨、写真などを納める。地方によって葬儀の風習が違って、色々と反省点があったので家族と話をした。

葬儀後

弔問に訪れる方がいらっしゃるので、おもてなしする。通夜の際に十分お礼ができなかった方や、弔問の方へ、返礼品を用意してお送りする。このあたりでは忌明けまでにお送りする習わしらしい。できれば直接ご挨拶できればと思うのだが。やることが多いので、ToDoリストでまとめながら消化する。葬儀屋さんの相談窓口にも相談しながら、日々やることをこなしていく。行政書士さんが来て、相続などの相談をする。個人事業主もやってたので、そのあたりも相談したが、手続き自体をお願いすると結構高い。自分でできそうなことはやることにした。四十九日法要の準備もする。塗位牌の用意。

亡くなったのがGW中なことと、本籍地が遠方なこともあって、書類の取り寄せも時間がかかってしまった。まだまだこれからやることも多くて、落ち着かないが、ひとつひとつやっていこうと思う。