最近読んだ本とか
最近読んだのと、積読が多いので一度整理しておこうと思う。
基本的な読み方としては、出勤中の車の中でKindle+VoiceOverで読み上げられる内容を聞いている。VoiceOverの弱点として、間の置き方が悪くて文章の切れ目が分からないのと、英単語や漢字の誤読が多くて、たまに内容が頭に入ってこない。これは使えないとも思ったのだが、慣れてくると脳内変換が効いて理解できてしまうので、人間よく出来ているものである。 致命的なのは、図が入るとそこでVoiceOverが止まってしまい、せっかくの読書タイムが無情にも終わってしまう。書籍によって「図」とか読んでくれることもあるので、読み上げが止まるのはAlt属性が入っていないからではないかとか邪推したり(実際どんなもんか分からないが)
最終的には読むことになってしまうのだが。
ちなみに一度、Audibleやaudiobookも使ってみたのだが、読みたい本は改めて買わないといけないのと、月額料金内で聴ける本はどれも内容が求めているものと違って、結局使わなくなってしまった。
先月読んだ本
経営系
V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫)
- 作者:三枝 匡
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: 文庫
会社で「面白いよ」ということで進められたのがきっかけ。モデルになっているのは、コマツの再建の話らしい。小説仕立てなので、サクサク読めたのは良かった。大企業病からのV字回復の考え方自体は明朗でいいと思うけど、体系的にまとまっているほうが好みなんだよな。
V字回復の経営ではフィクションぽい話だが、こちらは三枝さんの自伝的な内容で、ミスミの話。V字回復の経営を読んでいるときはあまり気にならなかったが、三枝さんの基本的な考え方がみえて印象変わった。「モーレツサラリーマンであれ」って考え方は、好みが分かれるところだと思う。自分は嫌いではないけど、今どきはもうちょっとスマートさがないと若い人ついてこない感はある。(書籍内ではそれじゃダメだという話なんだが。)
「原価計算」しているのに、なぜ「儲け」が出ないのか? コストを見える化する「ABC」入門
- 作者:林 總
- 発売日: 2018/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
「ザ・会社改造」で出てきたABC(活動基準原価計算)の話。全社でやっていた管理会計システムを思い出す。もしABCの必要性について当時理解していたらなーと、もったいないことをした気がする。ただ、失敗しそうなところは実体験があるので無駄ではなかったと思いたい。100%この通りにやろうとすると破綻するとは思うので、使い所のポイント抑えてやろうと思う。
技術書系
これは読んでおいてこれはよかった。ただ、最初に読む本としてはちょっと前提の理解が足りてない気もしたので、もう1冊くらいカスタマイズ本を読んでおこう。
- 作者:水野 貴明
- 発売日: 2014/11/21
- メディア: 大型本
Web APIは設計や実装したことないので、設計時の考え方を学べるいい本だった。
今読んでる&積読
- 作者:フレデリック・ラルー
- 発売日: 2018/01/24
- メディア: 単行本
ティールの講演会の際に買った。講演会聞いてだいぶ満足してしまった感があるけど、読まねば。アドラー心理学+組織って感じ。
- 作者:アストリッド フェルメール,ベン ウェンティング
- 発売日: 2020/02/20
- メディア: 単行本
こちらはティール組織の例として出てきた企業のコンサルをした人の話なので、最初にこっち読んでからでも良いかも。